10月3日(火)13:30~15:30
裸押し合い祭りが、記録を保存すべし習俗として「国の無形民俗文化財」の指定を受け、今春からその活動をおこなっております。
裸押し合い祭りの中枢を担う「多聞青年団」の活動を、明らかにすべく、4回の歴代の団長の座談会をはじめ、古老の方の聞き取り調査を行ってきました。
現在は55代の団長です。戦後裸押し合い祭りが、浦佐青年団から多聞青年団を組織して、裸押し合い祭りを、とり仕切ってきた時代背景等がモヤモヤしていたが、今回初代団長・関孝一郎氏から資料の提供や話を聴くことができました。
多聞青年団が組織されたのは昭和26年。それまでは、浦佐青年団が仕切っており、団員の年齢は25歳までという決まりがありました。団員が減少してきて祭りの運営が厳しくなり、それで再結成と言うことになり、30歳までの若者に結集を呼びかけた。130人集まった。名称も多聞天にあやかって「多聞青年団」と命名したと、魚沼新報の記事を片手に話してくれた。