●3月6日(木)
午前中は「産業建設委員会」があり、14時半からJAの精米施設、デーサービスセンター「喜楽里」を見学後本店にて意見交換会。
<南魚沼産米を取り巻く情勢と生産現場における諸課題について>担当課長が説明
水田5000ha、経営体(農家)5,385戸(R1より263減)、うち法人は80経営体(R1より15増)
農業従事者は減少傾向、53%は70歳以上。
販売環境、生産現場における課題、南魚沼産コシヒカリの今後のあり方についてJAより話す。
JA合併時21万俵集荷が17万8千俵(集荷率45%)に(目標は22万俵)農家保有米を除くと50%の集荷率。
ふるさと納税にコシヒカリ4万俵(JAは4千俵)
JA精米は5万俵「品質は信用、量は力」
組合長は「南魚沼産コシヒカリの危機」と表現。
~ある大手の卸から当地のコシヒカリ扱えないと言われている。「年間を通して供給ができないから」
~民間業者は、JAのコメ買取価格より必ず高い価格で買う。「後だしジャンケン」で太刀打ちできない。
コメを投機商品にしてはいけないので、ここはJAの正念場だと思う。農家のために消費者のためにJAの底力を見せる時ではないか。大農家も安定した米の流通のために、日本の主食のコメが投機商品で扱われれば、消費者のコメ離れが起き、結果農家が大変になる。「農は国の基なり」ここは農家も考えることが大切。