●4月29日(土・昭和の日)
13時30分より「コミュニテーホールさわらび」にて、毘沙門堂山門修復記念講演会を開催する。
<講演1>
演題「産民天井画・板壁画の修復について」
講師 仏像文化財修復工房 松岡誠一 先生
板谷家から東京国立博物館に1万点余りの資料が寄贈され、その調査の過程で、その中に浦佐の毘沙門堂山門の天井画の資料があったことで、現地調査が行われ、大変貴重な板絵だという事が再認識され、修復の依頼が来たと・・・・。
飛天の天井画24枚と十六羅漢と釈迦出山の板絵9枚の3年間にわたる修復の様子や苦労話を話される。
<講演2>
演題「板谷桂舟と毘沙門堂山門天井画」
講師 東京国立博物館 瀬谷 愛 先生
・幕府御用絵師板谷家と板谷家伝来資料について
板谷家は8代続いており、山門天井画を描いた桂舟弘延は5代目
板谷家家系図を用いてわかりやすく解説する。
・板谷桂舟弘延(1820~1859)について
毘沙門堂山門完成年板絵制作の年次を
・山門板絵について
・なぜ、山門棟梁内藤藤蔵が板谷桂舟とであったのかについても解説する。