12月31日(金)
二年参りの参拝客の皆様の対応のため、22時に浦佐の総代5人は集まる。23時45分から「新年の前立て本尊御開帳護摩法要」が始まる。今年は護摩法要に合わせて、除夜の鐘が撞かれるのだが、参拝客の安全のため「除夜の鐘」は中止とする。
今年は毘沙門さまの年・壬寅(みずのえとら)年
今から1400年程前、聖徳太子は廃仏を進める物部守屋を討伐の際、奈良県の信貴山で先勝祈願をすると、天空に毘沙門天が現れ秘策を授かり勝利する。毘沙門天が現れたのが、寅年の寅の日、寅の刻(4時頃)であったため、これ以降信貴山は、寅に縁のあるお寺として信仰され、毘沙門天王の総本山であると同時に、信貴山真言宗の総本山。
干支は十二支が一般的であるが、正確には十干(10通り)・十二支(12通り)の組み合わせからなる。自分が生まれた干支と同じ干支が巡ってくるのは60年後となり、還暦の由縁である。(今年は36年に一度の「五黄の寅」〈九星術との組み合わせ〉でもある)
令和4年は壬(みずのえ)寅年。寅の月は2月、2月の寅の日は6日・庚(かのえ)寅と18日・壬(みずのえ)寅の二回あり、寅・寅・寅(三寅・ミトラ)の日となる。特に18日は、壬寅が重なる貴重な日。今年は通常の年よりも、毘沙門さまとご縁の深い一年となります。
『七難即滅 七福即生(七つの難を滅ぼし 七つの福を呼ぶ)せしめ給え』