●11月23日(金・勤労感謝の日) 戦前は「新嘗祭」と言い、その年の穀物を天地の神に供え、天皇も食する儀式であった。それを改め「勤労を尊び、収穫を祝い、国民がお互いに感謝しあう」と言う主旨の元1948年に制定。
<白山神社新嘗祭>10:00~11:00
勤労感謝の日に、白山神社では各区長さん、神社総代の皆さんが集まり「新嘗祭」が行われる。まさに今年生産された、穀物・野菜・酒等を神に供え、今年の収穫に感謝するまつり。
<秋ごと>12:30~
我が家では、勤労感謝の日に「秋ごと」という行事を昔(私が産れる前から)から行っている。常蔵から嫁に行った方々が泊まりに来てゆっくりしたのが始まりという。昔の嫁さんは、子育て、家事、農業と休む間もなく働いた。正月とかお盆、祭り等は嫁として実家(常蔵)に帰ることはできないので、収穫や蚕が終わったこの時期に実家に帰ったのから始まった。
今は、親戚のお母さん方が集まる会で、料理はお母さんが何日も前から考え、全て手作りでもてなす。お母さんも昔のように若くないので、ここ数年前から一部仕出しをとるようになった。
今年は、子どもが多いので、今日の主旨(収穫に感謝しと、お母さんに感謝…)を話し乾杯して始まる。今日は筑波から健太郎一家が参加する。そして、14時になると父ちゃん方が来て本格的な宴会となった。

●11月25日(日)<びしゃもん市「感謝のまつり」> 4月中旬からスタートした「びしゃもん市」(9時から16時・休みなし)11月まで今年の店が終わるので、一年間のご利用に感謝の意味で、店独自で開催する。来場者には、トン汁が無料サービス。そして、赤飯と五目赤飯がお手のこで無料で食べていただく。もちろん、お茶はセルフで、店のお母さんが作ってきた大根や野沢菜の漬物4種類が並ぶ。好評の「おかこもち」が早々に売り切れる。毎月3日に入荷する栃尾の「星長さん」のおぼろ豆腐と油揚げ、今回は特別に50丁と50枚も売り切れとなる。
天気に望まれ大勢の人が出かけてくれた。NHK大河ドラマ「天地人」の時、設立した「びしゃもん市」ここまで続くとはだれもが思っていなかったが、売り子のお母さん方を目当てに来るお年寄りが多く、止めるにやめられなくなった……。来年は開店10年になる。10年を機に店の充実を考えたい……。


