1月19日(金)
平成16年に、国より「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択され14年。この間18年~20年にかけて500ページからなる調査報告書を刊行。23年~25年に記録映像(DVD23分普及篇、100分記録編)を作成する。新潟大学の飯島先生が調査委員長。
そして、地元の歴史研究家滝沢先生の力がすごく大きかった。この知らせを聞かずに滝沢先生は2年前に天国に逝かれた。この指定を心待ちにしていた、東貢さん、北村計さん、井口健一郎さんの三人も天国で祝杯を挙げていることと思います。
調査にあたった筑波大学の中野先生は、多聞青年団の行動は、全国には例をみない活動だと言っていたことを思い出す。大祭委員長として、この指定に恥じない「凛とした大祭」にすべき新たなスタートにしなくてはと心新たにした。
今日国の文化審議会は、全国で6件(うち本県が2件、村上祭の屋台行事)を重要無形民俗文化財に指定するよう、林芳正文部科学省に答申した。3月上旬頃に答申通り指定される。県内の重要無形文化財の指定は11年ぶりで13件となる。