6月1日(木)~3日(土)
<6月1日>
浦佐駅発7:09~東京駅~新大阪駅~大阪駅~新今宮駅~極楽橋駅~高野山駅着15:05~高野山参拝
今回の旅は、昨年の「長谷寺」「信貴山」に続いての旅。高野山は世界遺産となり何十年ぶりだろうか。高野山は弘法大師(空海上人)が816年(1200年前)に開創(真言密教)する。庶民の強い信仰と支持を集め、心の憩いの場として、魂の安息所として、宗派にとらわれず発展し、2400人(1000人はお坊さん)の町を形成している。聖地に年間100万人が訪れる。高野山に昔は1800寺あったが、現在は117寺。(ガイドさんから案内いただく)
●高野山真言宗の総本山「金剛峯寺」豊臣秀吉が亡母の菩提のために建立。末寺は4千ヵ寺。
●檀上伽藍の「根本大塔」昭和12年に再建。内陣に胎蔵大日如来を本尊とし金剛界四仏が安置されている。
●檀上伽藍の「金堂」重要な法会が行われる。弘法大師が創建。幾度も焼失し現在は7度目で昭和7年に再建。
●弘法大師(空海上人)が眠る「奥ノ院」。参道には2キロの参道には20万基を超す墓碑が並ぶ。
●宿坊「蜜厳院」に泊まる。蜜厳院は興教大師(覚鑁上人)が創設。
<6月2日>
高野山「蜜厳院」~ジャンボタクシー~根来寺参拝~下井坂駅~高田駅~大和高田駅~鳥羽駅
根来寺は「新義真言宗の総本山」で、開山は覚鑁上人(興教大師)。覚鑁上人は弘法大師から約300年後に生まれる。その頃、争い等で高野山は衰退しており覚鑁上人が再興をする。覚鑁上人の名声が上がるにつれ、高野山の衆徒からねたまれ、争いを避けるために「根来」当時の末寺・宝福寺に移る。覚鑁上人を慕え、全国から学問を志す僧侶が集まり、350haの寺域に三百~四百の寺が建立され数千の僧侶が仏道に励んでいた。天下統一を目指す豊臣秀吉は根来攻めで、大党・大師堂・大伝法堂を残して全山焼失する。紀州徳川家家により復興される。
そして、私の家の菩提寺である「普光寺」の本山は、奈良県の真言宗豊山派「長谷寺」です。真言宗豊山派、智山派は根来寺で修業した坊さんが開創し、覚鑁上人は真言宗豊山派、智山派の基礎を定められた高祖です。
●5時起床、7時宿坊「蜜厳院」にて「朝のお勤め」
●8時朝食(般若湯をいただき乾杯する)
●宿坊前にて
●蜜厳院所属の「苅 堂」~親、子(石童丸)哀話に当時の仏道の修業に涙を誘う。
●根来寺「国宝・大塔」と「大伝法堂(本堂)
●覚鑁上人興教大師が眠る「奥の院」
●根来寺にて昼食(精進料理~般若湯でカンパイ)
●鳥羽泊「戸田家」
<6月3日>
ホテル「戸田屋戸田家発8:30~伊勢神宮外宮参拝~伊勢神宮内宮参拝~昼食・おかげ横丁~五十鈴川駅~近鉄名古屋駅~名古屋駅~東京駅~浦佐駅着20:27
●豊受大神宮(外宮)参拝
●五十鈴川で(身を清め)手を洗い、皇大神宮(内宮)参拝
●外宮で落とした「携帯」が見つかり昼食で盛り上がる
来年は、平泉へと話が出る。70歳の時は、同級生全員に声をかけ「信貴山」に行き、40年間続けてきた「撒与講中」を一区切りしようと。