3月12日(土)
<十二講>
山の神様と豊作を祈るまつりだ。浦佐で十二講まつりをしているのは我が家だけかもしれない。昔(40年くらい前)は、本家株の家に親戚が集まり、どこでも見られた風景であった・・・・・・・。
この日は、親戚が集まるので、苗代の種まきの日を決めたそうです。種まきを決めると、そこから逆算して、田植えとか、すべての農作業が決まるのだそうです。朝暗いうち(6時ごろ)にお参りをする。お参りするのは男衆、女衆は台所で料理番。朝酒を飲めるのは、一年で正月と今日だけであったと聞く。
昔からの伝統やまつり風習が無くなるのはさびしい・・・。続けて行きたい。
<稲荷様まつり>
内鎮守として、家に稲荷様を祀ってあり、町内の入り口の高台に4戸で稲荷様を祀る。年2回お供えをする。夏は8月17日と決まっているが、冬は今年は3月12日と言う。
お炊き(小豆ごはん)を作り、油揚げを載せて稲荷様にお供えをし、家内安全・無病息災・交通安全・身体健全・五穀豊穣を祈る。