5月11日(日)
<浦佐区会 西山巡回>8:30~14:30
区会恒例の「山見」に案内いただき参加する。
私が子供の頃だから、50年くらい前は、山が生活する上での大切な場であった。今のように、ガスや石油が無かったから、風呂を焚くにもご飯を作るにも山からの雑木が燃料であった。トラクターや耕耘機が入ってなかったから、農家にはどこの家にも牛を飼っていた。牛が田んぼに入り、道具をつけて田起こし等をした。その牛の餌は山の「草」だ。
このように山の他村との境界は重要であった。その境界を確認したりするのがこの山見である。
「山が荒れれば里が荒れる」と言われている。今は本当に山に入る人がいなく荒れ放題になってきている。幸いに、浦佐の西山は、3つの会が組織され、山道整備をしている。それに加えて、浦佐区で計画的に山道整備をしているので何とか山に入れる。
しかし、斜面の雑木や杉の木の下打ちはしないので、伸び放題だ。そして、人が山にはいらないので、熊、鹿、イノシシが西山にも相当数いると言う。鳥獣が人家近くまで下りてきて、今後これらが問題になるのも時間の問題だ。
浦佐の領内である山のところどころに、山の安全を願い「三つの祠」が祀ってある。山見はその三か所にお神酒を捧げながら、山の状態を見るのが大きな仕事だ。
●中学校林~中学生の時この場所まで下草刈りに来た。
●祖父(忠一郎)が植林した「青年団林」~昭和13年???
●黒沢から高山に行く。(白山神社奥の院にて)360度のパノラマだ。
●黒沢~高山の尾根道から八海山を望む。
●無事山見が終わる。名水地蔵清水前にて
<浦佐城・薬師様の会総会>17:00~
午後から森林観察会が行われたが、総会からの出席となる。
昨年「水の手」まで整備をする。今年から、浦佐城全体を4~5年で斜面の雑木や下草刈りを計画的にするようにする。
●総会の様子~終了後は懇親会