３月３日裸押合大祭

　　　　　　　３月３日（日）

　天候を心配したが、午前中は時々雪は降ったが、午後からは曇りとなり、夜も降らない。
　日曜日と言うこともあり、午前１０時前ごろから１７時ごろまで、大手門は参拝の皆さんの列がが絶えなかった。昌夫が家の前まで車でいっぱいだと話す。今までは家の方まで来ることは無かったと言う。
　１１時半の第１回の餅まきから、１３時、１５時、１６時、１６時半と毎回境内は一杯になった。例年だと１３時、１５時は餅を拾う人が少ないのだが・・・・・今年は違った。
　
　　　　　　　　　●１１時半第１回目の餅まき。大祭名誉委員長井口市長の挨拶がある。

　　　　　　　　　●魚屋の台所の皆さんと「多聞天王の大ローソクと仁志」

　　　　　　　　　●第２回餅まき「撒与講中」で餅まきに参加する。（第１屋根）
　　　　　　　　　　　　　　智奈さん、お父さん、マスター、なおみさんの旦那さん４人～一生の思い出と言う。

　　　　　　　　　●福餅に授かろうと、撒けよ撒けよと声を出す、なおみさんの子供たち！

　　　　　　　　　●同時間第２回の餅まきに第２雪台に翔之介、桜子も上がり餅を撒く

　　　　　　　　　●仕事を忘れ福餅を拾うと駆けつける

　　　　　　　　　●１４時３０分～講中の方や大口奉納者の皆さんを接待する所におじゃまする。

　　　　　　　　　●第５回１６：３０の餅まきに「ふるさと講中」の皆さん、今年で最後の餅まきですと
　　　　　　　　　　アナウンスさ　れるとひときわ多くの拍手でわいた。最高幹部をあがり４２年間（７２歳）
　　　　　　　　　　餅を奉納していただき本当にありがとうございます。今は、青年団最高幹部をあがると、
　　　　　　　　　　ＯＢとして餅会を作り餅を奉納してくれている。その元祖が「ふるさと講中」の皆さんです。
　　　　　　　　　　　餅まきが終わり、一人一人の皆さんと握手していたら涙がこみ上げてきました。


＜大祭本番夜の部に突入＞
　１７時より田中屋で市長、議長はじめ議員、幹部職員が集まっているところに、青年団内心係り３人を連れておじゃまする。青年団節度があり元気があり座を盛り上げて１８時には帰る。
　１８時３０分家によると大勢のお客が来ていた。挨拶もそこそこに、半たこさらしを持ち大祭本部に戻る。
　私も裸になり、８時、９時、１０時の弓張提灯けが人が出ないようにと見守る。
　９時の御酒神弓張に片貝講中の堀江が、１０時の多聞天弓張に虫亀講中の五十嵐さんとＫＪの教頭先生が
撒与する。

　１０時の多聞天弓張も終わりホッとし、最後の「ササラすり」で今年も事故無く無事終わるなと思っていたら、
鈴木交番所長が私のところに来て、部屋を一つ貸してくれという。「一般の参加者（長岡市）の方で６時に裸になり、８時の待ち合わせになっても来ない」と言うことで、捜索願が出せれた。警察の対策本部のための部屋を準備し、私も一緒に来た連れの３人の方に会う。警察は３０分くらい前から探しているようだ。
　年齢は３２歳というので、堂内で押しているのではと言ったら、堂内に３回探しに行ったがいないと言う。初めての方が押し合いに参加すると、どのよにうしてやめていいかわからず、最後のササラすりまでいることが多い。現に私の家に来て、初めて押し合に参加すると、上記の理由で最後まで押してくる・・・・・。

　しかし、不明者の捜索願が出され、最悪の事態ににならなければいいがと思った。祭りは「ささらすり」と言うクライマックスに入る。私も祭り最後のささらすりに参加する。
　ササラすりが終わったのが１１時、それから御灰像、大鏡餅が撒与され、一人一人毘沙門天参拝のために内陣に引き上げられる。
　不不明者が心配でササラすりが終わると対策本部に駆けつけると、委員長の言ったとおり、押合いに参加していた。お灸を絞って今帰したと言う。正直ほっとする。
　１１時４５分、金盃、銀盃、御灰像、穀種の授与式が行われる。住職、団長と委員長が授与する。

　常蔵の関係者でで授かった福物は「多聞天弓張」が無傷で、木盃、大鏡餅、御灰像と多くの福が授かり、２時ごろまで宴会が続く。