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明日の日本を考えるセミナー
        12月11日(日)13:00~14:30

 森永卓郎氏のセミナーに参加する。会場は新潟市の「新潟グランドホテル」にて
 経済アナリストとしてテレビやマスコミ、著作で著名な森永氏の「誰がウソをついているのか?増税も改革も必要ない」と題した、明日の日本を考えるセミナーに同僚議員と出席する。
 <講演の概要> 
 ・日本の生産は15・5%落ちた。
 ・自動車は3月に半分になり、8月に戻ったが又ズルズルと低下
 ・それは、円高・デフレ・欧州の金融危機
 ・これから2年間は景気は失速しない~復興需要が景気を支える
 ・復興増税や消費税の増はさらに景気を冷え込ます。
 ・やることは簡単である~円高を止め今の77円を110円に戻す。
 ・阪神大震災の時復興需要が2年で切れた
   その時、橋本内閣は消費税を上げ、9兆円を国民に押し付けた。そこから1997年を境に日本は暗いトンネルに入る
 ・また今野田内閣は同じ轍を踏もうとしている~今は消費税を上げるべきでない。
 ・することは、日銀は「お札」をすることだ。
 ・2008年6月のリーマンショップ(世界同時恐慌)の時
     イギリスは3倍、米国は2.5倍、EUは1.8倍自国の札を増やした。日本は増やさなかった。
   結果~イギリスは為替が下がる。日本は円高に(3年で3割上がる)
      日本企業は大変である。
      そして、イギリス、米国、EUは緩やかに景気は低下、日本はがたんと落ち、世界で一番景気が後退した。
 ・今の政権は、金持ちのための政策をとっている。
      お金持ちとは10億円以上の人のことを言う。
 ・韓国のようになる~超格差社会に進んでいる(米国と同じになる)
 ・1997年の税収は54兆円、今は42兆円
 ・差額12兆円は円高、デフレを解消すれば回収できる。
 ・今は消費税の導入時期でない。~政敵であるあの竹中平蔵氏と初めて意見が一致した。
 ・そして、TPPへの参加もだめだ。
    GDP550兆に対して2700億円、0.054%の成長率しかない

 今政府が「消費税の増税やTPPへ参加」すれば、日本経済はさらに落ちこむ。今やることは、円高対策(日銀がお札をする)と景気対策(公共投資の増大)だ。今日の講演を聞いた改めて強く思った。今の政権は本当に国民目線でなく、金持ちと米国のために政策を遂行しているみたいだ。そして、野田政権は長く持たないと思った。
明日の日本を考えるセミナー_b0092684_7181657.jpg

 

            
   
by 2neyuki | 2011-12-11 06:19
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