5月15日(日)8:30~15:00
昨年の山見は5月1日であったが、今年は大雪で半月遅れての山見である。
昔は山が生活の場であり、ガスや石油が普及していないとき燃料はすべて山からの木である。秋、燃料になる木・ボイを刈り、「にお」にして確保しておく。春先に山からその「ぼい」(燃料になる木)を下す。私が小学生の頃は、滑車で「ぼい」を下した。子供はその滑車を山の上まで運ぶのが仕事。そして、農家であればどこの家にも牛がいたから、その牛の餌(草)は山に行って刈ってくる。このように、山無くして生活は成り立たなかった。
浦佐区の山財産の確認と他町村との境、そして里山の現状把握のために巡視する。西山には三つの祠・十二山大神が祀ってあり、その神様に山の安全と山の恵みに感謝の山歩きでもある。
山見終了後は浦佐温泉に入り冷たいビールで乾杯です。天王町区長の石動さんは77歳とは思えないほど山の沢や険しい山(一か所)も歩きとおしました。
<コース>
浦佐温泉→ 浦佐スキー場→ 十二山大神(赤)→ つつじ公園→ 中学校林→ 十二山大神(青)→ 堀之内 → 青年団林→ 天池(昼食)高山→ 黒沢→ 十二山大神(黒)→ 地蔵清水
●山の神様(赤)

●中学校林

●山の神様(青)

●青年団林(祖父の時代に植林)

●黒沢から高山に向かう途中での越後三山

●高山(白山神社奥の院)にて

●山の神様(黒)

●下山し「名水地蔵清水」にて