11月28日(日)18:00~20:00
一昨年、樹木医から毘沙門堂境内にある欅7本のうち命名のある3本(吉祥けやき、長寿けやき、子育てけやき)を診断してもらう。診断のきっかけは、一昨年の4/29「毘沙門天十月会」で境内の清掃をしているときに、参拝客の一団のうちの一人の方が、私と志太さんに「上杉謙信公お手植えの欅はいかに………」との問いに、「吉祥欅」を指さす。
その時点でも、欅の木の年輪の統一がなかったし、誰の目から見ても欅の木が老朽化していると感じていたので、これを契機に樹木医から診断してもらうことにする。
樹木医の佐藤先生現地に来ること3回。先生曰わく「巨木の欅が7本あるのは県内で、ここだけです」と話す。市の宝ですよと……。
診断は、このままにして治療を施さなければ、いつ倒れてもおかしくない状況と言われる。特に「長寿けやき」は。そのいつというのは、来年か、またまた50年後かは分からない。
長寿欅を助けるには支えを2本する必要がある。見積もったら500万円くらいかかる。普光寺の総代の皆さんは、安全が第一と言うことで伐採すると言う声が強かった。猛反対する。700年もの文化を史跡を切るのかと。上部3分の1位の枝を切ることで納得し、伐採は免れた。
そんな騒動をしているときに、HB101の社長さん(同級生の羽賀不二夫の大学の友人)が当寺に見える。HB101で欅を助けられると言う話しを聞き、毎週一回散布することにする。
会員は現在12名3班編制で、一月交替で散布し今年の作業が終わり、今日の忘年会となる。
今までの欅の状況は、夏頃から葉が枯れて落ちてきたが、今年の猛暑にもかかわらずそういう徴候は見えず、HB101の効果かなと散布にも張りが出てきています。